リップロール(巻き舌)がうまくできない・・・
リップロール(巻き舌)が簡単にできる方法ってない?
そもそもリップロール(巻き舌)ってどんな効果があるの?
こんな疑問はありませんか?
この記事では、
- リップロール(巻き舌)の効果とは?
- リップロール(巻き舌)ができない4つの原因
- リップロール(巻き舌)の超簡単なやり方(コツ)
についてお話していきます。
リップロールはボイトレの定番ですが、意外とできない人も多いです。ちなみにリップロールとは、息を吐きながら唇を「ブルブル」震わせるトレーニングのこと。
カラオケで70点台だった私が90点台を出せるようになったのも、歌う前にリップロールをするようになってからです。
この記事を読むことでリップロールが簡単にできるようになれば、カラオケがもっと楽しくなると思います。それでは、どうぞ!
リップロール(巻き舌)の効果とは?
リップロールの効果は主に4つあります。
- リラックス(高音が力まず出せる)
- 息の安定性、持続性
- 腹筋と横隔膜の動きの感覚
- 地声と裏声の行き来が滑らかに行える(ブレイク回避)
順番に詳しくお話してきますね。
リラックス(高音が力まず出せる)
リップロールのいいところはなんといってもこれ。
「リラックス」です。
「リラックスは歌の基本である」と私は何度も言い続けますよ(笑)
リップロールをしながらだと、普段より「高音」が出せることに気づくと思います。歌の前にリップロールをしてリラックスすることができれば、いつも以上に高音が出しやすくなるはずです。
私も歌う前には、必ずリップロールをやるようにしています。
息の安定性、持続性
リップロールを維持するためには「一定の息を吐く」ことが重要になります。
リップロールに慣れてくればどんどん持続時間が長くなり、持続時間が長くなるにつれて実際の歌でも息切れしにくくなってきますよ。
腹筋と横隔膜の動きの感覚
リップロールをしているときは「腹式呼吸」で息を吐いているはずです。このリップロールでの息の吐き方を覚えると、意識していなくても歌う時に「腹式呼吸」が自然に行えるようになってきます。
腹式呼吸については、こちらの記事を参考にしてみてください。
地声と裏声の行き来が滑らかに行える(ブレイク回避)
地声と裏声の行き来(ブレイク)で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。その解決策の一つが、この「リップロール」なのです。試しにリップロールで低音から高音まで音程をあげていってみてください。
ブレイクポイントをほとんど感じないと思います。この喉の状態を覚えることができれば、ブレイクをうまく回避できるようになります。
では、リップロールができない原因は一体何なのでしょうか?
リップロール(巻き舌)ができない4つの原因とは?
リップロールができない原因は4つあります。
- 唇が乾燥している
- 口の形
- 息を吐きすぎている(吐かなすぎている)
- 恥ずかしがっている
上記の4つの原因を改善することで、リップロールがやりやすくなります。
順番にお話ししていきますね。
唇が乾燥している
冒頭でもお話ししましたが、リップロールは「唇」を震わせなければなりません。
唇が乾燥しているとうまく唇がブルブルしてくれなくなってしまうことがあるので、水を飲んだり、舐めたり、リップクリームを塗ってみましょう。
一気にリップロールの難易度が下がりますよ。
口の形
リップロールの口の形は「アヒル口」が基本です。
口角が下がっているとやりづらいですので、口角を少しあげながらやってみましょう。
息を吐きすぎている(吐かなすぎている)
リップロールでは一定の息を吐くことが重要です。吸い込んだ息を一気に吐きすぎたり、反対に弱すぎたりしても唇が震えません。
息の量を調整しながら、試してみてください。
恥ずかしがっている
「アヒル口を人前でするのは恥ずかしい・・・」
と思っていると、唇が硬くなってブルブル震えなくなってしまいます。まずは一人で堂々とやってみましょう。
次からは、具体的なリップロールのコツをお話していきます。
リップロール(巻き舌)の超簡単なやり方(コツ)
リップロールがしやすくなる
超簡単なやり方(コツ)は3つあります。
- リラックス
- 口角を引っ張る
- まずは短く息を吐いてみる
一つずつ解説していきます。
リラックス
リップロールはリラックスしていないとできません。まずは「深呼吸」してみましょう。注意するのは「まず吐くことから始める」ということ。
吸う時間を4秒、吐く時間を8秒で深呼吸してみてください。息を吐いているときに「リラックス」ができますよ。
リラックスに効果のある「腹式呼吸」についてはこちらの記事をお読みください。
口角を引っ張る
口角をあげるのが難しい方は、強制的に手で口角をあげてみましょう。
手で強制的に口角をあげることで余計な力が抜けて、リップロールがやりやすくなるはずです。
まずは短く息を吐いてみる
「リップロールは長く続けなくちゃ意味がない」
こんなことを思っていませんか?
少しでもいいので、まずはできるようにならないと、長く続けることもできません。短くでもできるようになってから、少しずつできる時間を増やしていけばいいのです。
リップロール(巻き舌)が出来るようになったら?
リップロールが少しでもできるようになったら、どんどん続けられる長さを伸ばしていってみましょう。
最初は10秒を目標にしてみてください。10秒でも最初は苦しいかもしれませんが、少しずつ伸ばしていけば大丈夫です。
最終的には30秒までできればあなたもリップロール上級者の仲間入りができますよ。
リップロール(巻き舌)の効果とは?できない4つの原因と超簡単なやり方(コツ)まとめ
この記事では、
- リップロール(巻き舌)の効果とは?
- リップロール(巻き舌)ができない4つの原因
- リップロール(巻き舌)の超簡単なやり方(コツ)
についてお話してきました。
一番重要なことは「リラックス」することです。リラックスすることができれば、高音が驚くほど楽に出せるようになります。
高音の出し方については、こちらの記事でも紹介していますのであわせて読んでみてください。
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